どうも! 朝15分の日光浴は欠かせないゴロウ(@havefun_goro)です!
今日、いつもとは違うスタバに行ったら、面白い本に出くわしました。
それは、「週末はNiksen “何もしない時間が、人生に幸せを呼び込む” 著 山本直子」です。
Niksen? ニクセンって??何それ?
気になるやんってことで手に取ったこの本。
内容も今の忙しいこのご時世にぴったりな本だったので紹介します。
こんな方にオススメです。
・毎日予定がぎっしりでそれをこなすので精一杯
・いつも義務感に追われて、精神的な疲れが取れない
・休みの日にも何かしなくちゃと思ってしまう
それではどうぞ!
何もしない時間「Niksen ニクセン」とは?
Niksen (ニクセン)とは、オランダ語で「何もしない」という意味。
何もせず、何も生み出さないこと。義務感や生産性から自分を解放してぼーっとすることのことを言うそう。
似た言葉で言うと、最近北欧で話題の「ヒュッゲ」。これは、デンマークのほっこり楽しい時間を指しますし、スウェーデンの何事もほどほどにという意味の「ラーゴン」にも近しいものを感じますね。
オランダは、2019年の世界幸福度ランキング5位になっており、そのオランダ国民が大事にするこのニクセン。
働きものと言われる日本でも話題になりそうな言葉ですね。
「忙しい」という言葉は「心を亡くす」と書く
今忙しい毎日を送られている方には、この「ニクセン」という言葉が突き刺さるんじゃないでしょうか?
僕も、バリバリの営業マンから無職になったのは、忙しすぎる毎日が嫌で、自分のペースで生きようと思ったことがきっかけです。
それでも、気づかぬうちに予定に追われていたり、作業が楽しめなくなっているなんてことは、いまだにあります。
楽するために、ITや便利なサービスが生まれ、時間には余裕ができたはずなのに、何かをしていないと罪悪感がある。。。
この本では、こんな気持ちを払拭してくれるニクセンについて詳しく説明されています。
ニクセンって一体どんなことをしてる時間?
「何もしない時間をしましょう!」って言われたところで、何もしないって一体何をすればいいの?って思った方も多いかと思います。
今でいう、マインドフルネスや瞑想が近いんじゃないかな?と思ったんですが、
もっと気軽に考えて良さそうです。
例えば、
ニクセンの代表例
- 仕事中に、枠窓の外を見てみる
- 歩く
- 自転車
- 日光浴
- ガーデニング
- 動物と戯れ合う
- コーヒーを飲んでゆっくりする
こんな感じに多岐にわたります。
何もしないっていうから、動いちゃいけないのかな?って思いましたが、作業をしながらでもいいらしいです。
大切なのは、リラックスして、自分にとって心地よい時間を過ごすこと。呼吸や心拍数が整って心の芯から休めるような工夫をすることがポイントらしいです。
僕もここ最近は春の兆候を感じるので朝はゆっくりとご飯を食べて、妻と2人で日光浴してますw
日光浴はリラックスさせてくれるセロトニンが分泌されるのでおすすめですよ。
ニクセンを生活に活かすポイント
ニクセンを生活に活かすポイントとして、僕が一番大事なんじゃないかなと思ったことを勝手にピックアップ。
それは、自分の人生のプライオリティを見つけ、それに沿って行動すること。
結局、どれだけ効率的に人生をこなしても、全てのことはできません。
「より多く」を追い求めるのではなく、「より自分らしく、気持ちよく」を大切にすることだと思います。
優先順位が決まれば、誰とどれだけの時間をすごしたら良いのか?どんなことをしていたら気持ち良いのか?がわかります。
働く時間を長くすれば収入も増えるんでしょうが、それは「ここまで」と自分で線を引き、あとはニクセンできる時間を大切にすること。
そうすることで、自分で自分の時間をコントロールすることができるようになるでしょう。
あなたの大事な人、もの、時間は何ですか?
家族?友人?健康?1人の時間?
ぜひご自身の心に聞いてみてください。
ニクセンを習慣化する
ニクセンを紹介しておいて何ですが、いきなり普段の生活に何もない時間を大量に作るのって実際、大変ですよね。。。
でも!そんなあなたでも、まずは1日数分で大丈夫。
それから、10分、20分と伸ばしていき、1週間数時間のように少しづつニクセンの時間を確保していきましょうと解説してありました。
大切なのは、数分だけでいいので、1日の中で空白の時間を作るということ。
そして、いつも頑張っているご自身をいたわりながら、よく頑張ったねと自分で自分を褒めてあげましょう。
何もしない時間を邪魔するスマホをデトックス
何もしない時間を邪魔するものの代表格、スマホ。
1日のスマホチェックの回数は平均110回もいくそうです。
1回で3分見れば、330分(5時間30分)なので、ちょうどそれぐらいが世の中のスマホ利用の平均です。
で、そのスマホに反応してしまうことで、心を休める時間を奪われてしまうので、音声、振動をオフにすることをお勧めしますよと書いてありました。
スマホを見てしまうのはあなたの意思が弱いのでなく、動物的反射によるものです。
スマホと上手に距離を取ってあなたの大事な時間を確保しましょう。
「やらない」という勇気を持つことが世の為になる
いかがでしたでしょうか?
「何もしない時間を取って行きましょう!」だなんて言う本が出るだなんて、忙しい世の中だなと思うのと同時に、休んでいい最高の時代に突入していると実感しました。
これからは、自分の心地よい時間やワクワクする時間にだけ集中して、苦手なことや、やりたくないことはAIや得意な人にどんどん任せていきましょう。
良い勇気を持ってニクセンすることは、結果的に他人の自分軸を認め、他人も助けることになります。
もし、あなたがやりたくないことをやっているのなら、そんなことはさっさとやめて、ぼーっと心地よい時間を大切にしてみてください。