[voice icon=”https://yujinagaya.com/wp-content/uploads/2018/11/a76ee1eab20ab9b86002981d884446e6.jpg” name=”ゴロウ” type=”r big”]どうも!毎朝30分〜1時間の瞑想をしているゴロウ(@havefun_goro)です![/voice]
今回は、前回の引き続きで瞑想合宿が本格的にスタートする1日目の内容になります。
意外にも前回の内容が好評で嬉しい限りです。
懲りずに謎の瞑想合宿の様子を楽しんでいただけたらと思います。
それではどうぞ!
【前回の記事】
>>ヴィパッサナー瞑想10日間コース終了!千葉合宿センターから無事に帰ってきました!
[aside type=”warning”]注意
ヴィパッサナー瞑想中は、メモ書きや携帯電話の使用は一切禁止されています。ここに紹介している内容は、僕自身の経験と記憶を頼りに書いているものになります。
実際のやり方や日付感覚、知識とは違ったことが含まれている可能性がありますのでご了承ください。[/aside]
1日のスケジュール
朝は4時起き。
4時になると、奉仕者の方が鐘を鳴らしながら敷地内を巡回してくれるので、それでなんとか起きることができました。
自分の目覚まし時計を持ってきている人も結構いましたね!
【合わせて読みたい】
>>【ヴィパッサナー瞑想 持ち物】合宿に集中できる荷物・注意点を経験者が伝授!
そして30分後からは眠気まんまんの中、瞑想がスタートします。
朝一番の瞑想は、ホールでみんなで瞑想をやっても、自室(自分のベッドの上)で瞑想をしてもどちらでも構いません。
ホールでは初めての生徒と2回目以上の生徒で男女半々で計50人ほど。奉仕者が10人ほどで指導者が2人と合計60人ほど集まって、全員で瞑想をします。
外国人も1割ほどいました。
はじめは、ホールでやろうと思いましたが、多分寝てしまう。。。
集団の中寝てしまったらなんか気まづい。。
そんな気がして、自室で瞑想をやりました。
そしたら、案の定。
30分もしないうちにうとうと。。。
ヤバイ起きなきゃ!と思って焦っていると、他の人もうとうとしてましたw
みんな眠たいよね。と勝手に仲間意識。
こんな感じに、僕が瞑想期間中に感じた3地獄のうち、1つ目の地獄。
眠気地獄が3日間ほど続きます。
アーナパーナ瞑想でひたすら呼吸を観察する
実際、どんな感じに瞑想をしているのか気になる人も多いのではないでしょうか?
初日に関しては、「とにかく自分の呼吸に意識を向け続ける」ということをします。
鼻に入っている呼吸を吸ってー。吐いてー。
吸ってー。吐いてー。
これをひたすら観察し続けます。
こんなことを1時間も2時間もやっていたら、眠たくなってしまうという理由もわかっていただけたのではないでしょうかw
▲グループ瞑想中、講話中はホールで過ごします。
やるのは呼吸を観察することと言っても、ひたすら呼吸を観察し続けるというのは、実はものすごく大変で。
もし、よければ今これを読んでいる方も呼吸をずっと観察し続けてみてください。
多分5分、10分もすれば、呼吸とはまったく関係ないことが頭の中を過ぎるかと思います。
「今日の仕事は疲れたなー」とか、「明日は朝が早いから早く寝なくちゃ」とか。
もしくは、「昨日行ったランチのお店美味しかったなー。今度、友達と一緒に行こっかなー。あっそうだ、友達に連絡返さなくちゃいけないんだった!」
というように、次から次へと連想ゲームのように考え事が頭の中を駆け巡ってくるんですね。
僕はわりと気が散りやすいタイプなので、本当にすぐに考え事をしてしまい、気づいたら10分とか普通に連想ゲーム。
みたいなことになっちゃいます。
このように、呼吸を観察するという1つのことになかなか専念することができません。
これは、呼吸をするという「目の前の現実」を見つめることができず、無意識に考え事という「過去」もしくは、「未来」に意識が行ってしまうというのが普段自分が行っている行動パターンなんだということ。
考え事が悪いということではありませんが、「過去」や「未来」を考えたとこで、「目の前の現実」は変わりません。
それなのに、人間は自分の都合の良いとばかりに目を向けて、今生きるべき今に真剣に向き合うことができないと。
こんな感じに、ただの呼吸をするということだけで、自分の不甲斐なさを実感するというなかなか精神的にもぐいぐいと攻めてくる感じなわけです。
それが瞑想という実体験を通してやること。
ちなみに、考え事が浮かんでしまった時は、そのことを否定せずに認めてあげて、出す息を少し強くすると呼吸に意識を戻しやすくなります。
ここで紹介したように、「自分の呼吸」に気づくための瞑想法のことをアーナパーナ瞑想と言います。
あれっこの合宿ってヴィパッサナー瞑想じゃなかったっけ?って初め戸惑ったんですが、まずは最初の3日間はアーナパーナ瞑想をします。
息が鼻の穴の中を抜ける感覚を見つめ、具体的には内側に当たっているのか、息は暖かいのかなどをひたすら観察し続ける作業が続きます。
最後はゴエンカ氏の講話のテープを聞く
1日の最後にはゴエンカ氏(ヴィパッサナー瞑想を広めた方)の講和のテープを聞きます。
この時間に、今日の振り返りをしたり、ヴィパッサナー瞑想を作ったブッダのことやその当時の北インドでのお話などを約2時間に渡って聞きます。
どんな話なのかと思って初めは興味津々なんですが、この2時間ってのがなかなか辛くて僕も含めてみんなもぞもぞしてました。
今日やったアーナパーナ瞑想のことも話しに出てきて、「初日で5分以内に考え事からもどってこれれば合格でしょう。」など目安を言ってくれるのでちょっとありがたかったですね。
講話の内容は、パーリ語が流れた後、英語、日本語で解説が入るので、きちんと理解ができるようになっていましたよ!
こんな感じに初日はアーナパーナ瞑想ってのをやり、21時終了!30分後に就寝です。
続いて2日目は何が待っているのでしょうか?
お楽しみに!
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